フリスビーとの出会い

カロンが1才を迎えた2001年1月頃、別に目的もなく全国チェーンのペットショップ”コジマ”に行き、おもちゃコーナーを見ると犬用のへんてこなフリスビーが置いてあった。
フリスビーの表側に骨の形をした出っ張りがついているフリスビーであった。しかも当時それしか売っていなかった。でも、パッケージをみると”犬が興味を示す臭いつき、また、とってもくわえやすい”と書いてあり、1枚1、500円ぐらいしたがカロンの喜ぶ顔を想像し、親ばかの勢いで買ってしまった。
家に帰るとカロンに見せると大喜び!!
でも、家族からは、”犬にそんな高いおもちゃ、よう買ってきたな!無駄遣いすんな!”と、非難を浴びせられた。

frisbee.jpg

 

 

 

 

 

 

 

その後のカロンはそのフリスビーが大のお気に入りで、いつも一人でかじって遊んでいた。たまに、投げて遊んでやると部屋の中を猛スピードで突進して取りに行く。
でもそれは、たぶん”私のおもちゃを投げるな!”と、いった感じで、取りに行ってそこから動かない。そしていつも自分の居場所に持っていった。

そんなある日カロンの居場所からフリスビーを投げてやった。すると拾って持ってきた。でもたぶん私に持ってきたんでなく、自分の居場所に持って持って来たのかもしれない。でもそれを日々繰り返しているうちに、なんとなくちゃんと持って来てくれているように思えてきた。飼い主の思い過ごしかもしてないが?

その後、10回連続でちゃんと持ってくるとごほうびのおやつをやった。さすがにえらく喜んだ。それを毎日繰り返し練習した。

その後、フリスビーを投げる場所を部屋の反対側に変えてチャレンジ!
やっぱり飼い主の思い過ごしであった。取りには行くが私のところに帰って来ない。
そんなある日、そんなカロンにむかついて部屋を出ていこうとしたらフリスビーを持って付いて来た。散歩に行くのと勘違いしたのかもしれない。
でも、そんなこんなで、やっと持って来てくれるようになった。

そんなある日、家族のみんなが揃っている夕方。
”カロン”がちゃんとフリスビーを持ってくるようになったぜぇー”と自慢して投げてやった。するとフリスビーに突進していったが、帰って来ない。
家族全員大爆笑!!

でもこの屈辱に耐え、日々練習した。また、10回できればおやつをやったりして。
それでやっとみんなの前でも持って来るようになった。あーしんど!!

(PS)ちなみに、当時フリスビーを投げる距離は5mぐらい。といっても我が家の部屋はそんなに広くないんで和室とリビングの2部屋にまたがって投げていた。いつもリビングのテーブルの上をフリスビーが飛び交っていた。そのテーブルの下をかいくぐってカロンをいつもフリスビーを持ってきた。

遂に屋外練習開始!! はじめはネットなんかでフリスビーの注意点として足を痛めやすいので障害物の無いグランドや芝生ですること、とよく書いてあったので、フリスビー屋外デビューはクルマで京都御所までいきました。そしていきなり芝生でフリスビーを投げてやるといつもどおりフリスビーに突進していきました。周りで見ていた人も”すごいな”っといった感じで見ておられました。が、しかしフリスビーをくわえるともまではよかったのですが、その後どこかに行ってしまい、呼んでもいっこうに帰ってこなかった。おかげで周りの人は苦笑い。
そんな屋外デビューでした。

その後はしかたなく練習場所がないため、足をいためないように気にしながら、たまに家の近くの道で何回か練習をしてました。
すると、だんだん完璧に持って来るようになりました。でも、足が心配!!



»
 

トラックバックURL

コメントを書き込む