人間の他界に関して

先日、義理のお母さんが他界された。
いろいろと葬儀が終わってから生前のことを思い出して見た時、気になった事があった。

それは、他界される前に1週間ほど入院された。
その入院される前日、夏休みということもあってうちの家族全員でお母さんのところに行き、その夜、夕食を外で食べる事になった。
最近よくお母さんのお家に伺い、一緒に夕食をとると言う事は普通の出来事であるため、この事は、別にこれと言って変わった出来事でもない。

しかし、自分の中でちょっと気になる事をあった。
それは、お母さんが「あんたらと一緒にご飯を食べに行くのは、これが最後やから。。。」と2回ほど、言っていた事だ。
お母さんは、よくこれに似たような事は、冗談的によく言われる方で、今までもたびたび言っておられた。
思い出してみると、たとえば、
「あんたらがテレビを買い替える時には、もう生きていないかもしれないので先にお金を渡しとくわ!!。。。」
名どのような言葉を言っておられた。
その時、別に冗談のような感じで、聞いており、逆に
「そんな事言っている人ほどなかなか死なへんで。。。。」
と、こちらが言い返す程度の軽い会話であった。

しかし、本当に最後の夕食になった日の言葉が、なぜか自分の中にものすごく残っていた。
それは、先日他界されたからかもしれないが。

でも、こんな事を考えていた時、人間で自分がもうすぐ死んで行く事がわかるのか。
と思った。

”お母さん、たくさんの楽しい思いでありがとうございました。。。。。。。”



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